松山市の造園業【和泉明治園】の
造園・お庭の専門用語解説(その2)
お庭作りをする上で造園の専門用語を知っていると、出来上がりをイメージしやすくなりますし、打ち合わせでご希望のイメージを伝えやすくなります。ここでは今回ご紹介している実例に登場した専門用語を中心に集めてみました。
● 御影石[みかげいし]:
兵庫県神戸市御影町から産出した花崗岩(かこうがん)が良質だったことから花崗岩の別称として全国的に定着した呼び名。火成岩の一種・深成岩を代表する石。庭石としてよく用いられます。御影石は、長石、石英、黒雲母の鉱物の配合などから白系、黒系、桃色系、赤系などに分類されているそうです。
● 花崗岩[かこうがん]:
御影石なども含めた深成岩全般の総称。造園ではよく用いられています。耐熱性はやや劣るが、強度と耐久性に優れ、階段や床などに用いられています。
● 切石[きりいし]:
自然石を人工的な直線で正方形や長方形に切って加工したもの。自然と人工を対比の象徴として用いられています。飛び石に使われます。
● パーゴラ[pergola]:
もともとはバラやツタなどをはわせた棚を屋根とした構造物のこと。現在では木製の桁組だけのものもパーゴラと呼ばれています。緑陰をつくることができるのはもちろん、高さがあるので庭に立体感を与えることができます。